「G77+中国」ハバナ首脳会議(その2)
ディアスカネル大統領「開会宣言」
現在の不公平な状態を変えるには、途上国が団結して闘うことを呼びかけ
「G77+中国」ハバナ首脳会議では、キューバのディアスカネル大統領の「開会宣言」から幕が開きました。大統領は、まず各国首脳がハバナに参集してくれたことへの感謝を表明しました。そのうえで、今首脳会議のテーマである「現在の開発課題:科学、技術、イノベーションの役割」において、大きな不公平が先進国と途上国の間で存在しており、それを是正しなければ途上国の開発・発展はありえないこと、そのためには、途上国が団結して闘うことが呼びかけられました。
以下はディアスカネル大統領の「開会宣言」を、「cubadebate」が記事にしたものです。(翻訳は機械翻訳)ぜひ参照してください。
首脳会議(サミット)は、現在の課題に直面する我々の立場を調整するのに役立つ
写真ミゲル・ディアス=カネル・キューバ大統領、G77・中国サミットの開幕演説にて。(Ismael Francisco/ Cubadebate.)
キューバのディアスカネル大統領は、サミットに出席した代表団に感謝の意を表し、「G77+中国」は大多数の国々を代表する責任があると述べました。
「今日、われわれは国連加盟国の3分の2を占めており、世界人口の80%がそこで暮らしています。」
大統領は、人類が経験している危機的状況に言及し、「サミットは、現在の課題に直面している私たちの立場を調整するのに役立つ」と述べました。
また、コヴィド19(コロナ)の大流行をきっかけに悪化した不公正な国際経済秩序がもたらす悪影響は、憂慮すべきレベルにまで達していると指摘しました。
「私たちは、このサミットのテーマを、開発に不可欠な要素としての科学、技術、イノベーションの役割とすることを提案しました。この分野での成果こそが、持続可能な開発目標の達成を可能にするのです」と述べました。
私たちが共同で行動を起こさなければ進展はありません。