キューバ外務省声明:シオニストの軍事的エスカレーションおよび米国によるイランへの直接侵略を阻止するため、国際社会の緊急な行動を呼びかける!

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キューバはシオニストの軍事的エスカレーションおよび米国による

              イランへの直接侵略を阻止するため、国際社会の緊急な行動を呼びかける!

キューバ共和国外務省 声明  出所:『グランマ』紙 2025年6月19日

キューバ共和国外務省の声明 キューバ政府は、イスラエルによるイラン・イスラム共和国への戦争の激化、米国による直接侵略の脅威、さらには核兵器使用や放射能漏れに発展しかねない危険性について、深刻な懸念を改めて表明し、人類にとって破滅的かつ壊滅的な結果をもたらすおそれがあることを警告する。

われわれは、イランに対する軍事的侵略が本日で7日目を迎えるにあたり、米国政府の関与の可能性に対し、米国民および国際社会に対して、即時の侵略停止を求めるよう訴える。米国は、イスラエルに対する財政的・政治的・軍事的支援、また米国の脅迫的な発言、ならびに同地域への軍事装備の最近の展開を通じて、紛争を不安定化させる要因として機能し、紛争の危険なエスカレーションを引き起こしている。

キューバは、イラン・イスラム共和国との完全な連帯を改めて表明するとともに、イラク、アフガニスタン、リビアへの過去の軍事介入がもたらした、それらの国における混乱、暴力、不安定という悲惨な結果を想起する。

われわれは、いかなる前提条件も圧力も伴わない対話と交渉によって、平和を見出すよう、緊急に訴える。

キューバは、非同盟諸国運動によって発表された声明を支持し、国連総会および安全保障理事会に対し、国際の平和と安全の維持という本来の責務を果たし、この侵略を即時に停止し、シオニスト政権の無責任な行動を終わらせ、平和の回復に向けて不断の努力を行うよう要請する。

イスラエルによる、国際法に明白に違反するイランの平和利用を目的とした核施設への攻撃および、国際人道法に違反して民間人に被害をもたらしてことは、直ちに停止されなければならない。

在イラン・キューバ大使館は、引き続き活動を継続しており、非常事態に備えた必要な保護措置を講じつつ、イラン在住のキューバ人への継続的な対応を行っている。

大使館の女性と子どもたち、ならびにテヘランに居住する3名の同胞はすでに避難を完了している。 キューバは、この歴史の転換点において、パレスチナ・イスラエル間の広範かつ公正で永続的な解決のみが、中東地域に平和をもたらすことができると改めて強調する。

われわれは、この瞬間が求めている緊急性と決意をもって行動しなければならない。

明日では、あまりも遅いのである。

ハバナ、2025年6月19日