キューバを知る会・大阪 声明
私たち「キューバを知る会・大阪」は、11月13日に第115回キューバを知る会・大阪を持ちました。その中で、11月10日に行われたラミレスキューバ大使のオンライン講演会の報告を受けました。ラミレス大使は、講演の最後に「今こそ国際的な 連帯をお願いしたい」と結ばれました。以下の声明は、ラミレス大使の要請に、答えたものです。VIVA!CUBA!
【声明】
バイデン大統領へのお願い!!
「11・15反政府デモ」=体制転覆介入をしないでください。
キューバへの経済封鎖を直ちに解除してください。
私たち「キューバを知る会・大阪」は、
キューバ政府・キューバ国民に連帯します。
体制転覆介入をしようとする米国政府を糾弾します。
バイデン政権は7月11日に続き、11月15日に「反政府デモ」を計画し、キューバへの体制転覆の介入を企んでいます。
11月15日に予定されているデモは米国が計画した「反政府行動」で、米が育成した人員が、米国からの資金で、SNS等国外からの支援を使って準備しています。
全てが米国政府によってバックアップされたものと言えます。
米国議会は11月に入ってこの「反政府デモ」を支持・支援する新しい法案を382人の支持、40 人の反対で承認しています。
バイデン政権はデモ組織者達が社会的な騒擾を煽って社会的混乱をもたらすことに失敗しても、「自由を抑圧している」と叫んでキューバ制裁を一層強めようと準備しているのです。
バイデン政権はキューバに対する非正規戦争を仕掛けているのです。
デモの主催者は「平和的デモ」と宣伝していますが、彼らがキューバ政府に対する暴力行動を呼びかけているフロリダの極右・反共グループとつながっていることが曝露されています。
キューバ政府だけでなくさまざまな人々がデモに反対の声を上げています。
世界中からもキューバの政府と人民に連帯する声が寄せられています。
キューバの人民はこのデモが「民主的なデモの権利」のためなどではなく、
キューバ革命以来続いている米国による祖国を転覆し米国の植民地に戻すためのものであると理解しています。
コロナ禍が猛威を振るう中で、経済封鎖によってキューバに対するワクチン、医療品や生活物資、燃料等の輸入を妨害し人民に苦しみを与え続け、キューバを「失敗国家」だと決めつけている米国政府は糾弾されなければなりません。
私たちは、バイデンと米国政府が7 月に続き再びキューバに暴力と混乱を持ち込もうとしていることを非難・糾弾します。
私たちは自らの政府と国家を守ろうとするキューバの人々とキューバ革命を守り前進させているキューバ政府に心から連帯の意を表明するものです。
2021年11月13日 第115回キューバを知る会・大阪 参加者一同